Cさんの問いへの返信(幹部・議員は悪いのか、先生は悪くないのか)

Cさん『池田先生と幹部・執行部は違うという意見が私にはよく分かりません。同窓生に本部職員や公明党議員がいますが、純粋に池田先生を求め、師匠のお役に立ちたい、師匠を全力でお護りすると固い決心で進路を決めた人ばかりです。』

 

⇒ネットで「元職員三名のブログ」というものが出ています。彼らも純粋な気持ちでがんばっていたのでしょうが、いつしか特権意識が芽生え、会員を見下すようになったと反省する場面がでてきます。6.4の報告の回(6/9のブログ)に出ています。もっと前に詳しくでていたのですが、探すことができません。いつしか自分たちは一般会員より上だと錯覚し傲慢な態度になっていたのを、学生部の同志が涙を流し強くいさめてくれたことで、目が覚めた、とありました。

このブログは大変文章が長くてところどころしか読んでいません。一見正義をつらぬくゆえに迫害されたのかと見えますが、この文章のしつこさに粘着質を感じ、もしかして彼らのこの態度から推察するに、大人になりきれない未熟さがあったのかも、と思えます。ツイッターで私のフォロー関係でも評価は割れています。青蓮さんのブログに彼らについての厳しめの論評が載っており、興味深く読みました。

あと、「宿坊の掲示板 54年問題総括の場」という掲示板はご覧になったことがありますか。こちらも膨大な内容で、私も一部しか読んでいませんので、要点をお伝えすることができません。「師弟不二ARCHIVE」サイトのほうにある程度まとめられているようです。

はじめは純真にがんばろうとしていた幹部が巨額のお金を扱ったり、利権を手にしておかしくなっていったことが様々な人からの情報であきらかにされています。

どうしたら、このような腐敗を防げるのか、学会も公明党も信心していても結局 権力やお金の力によっておかしくなってしまうのか、私はこういう事柄をツイッターで皆さんと意見交換しています。もう創価に見切りをつけて遠ざかる(非活)人、やめずに組織を変えようと戦い続けるという人、様々です。私は末端役職を担いながら、かろうじて活動しています。選挙だけは、支援活動しない、と昨年秋に幹部に言いました。私の場合、無意識にアサーティブな言動をしているのか、あまりとがめられずにすみました。身近な人や担当幹部には、現在のような盲目的な公明支援活動は問題だとたくさん話をしましたが、相手の考えを変えることはできませんでした。今後どうすればよいのかいまだ模索中です。すっきりしたお答えができず申し訳ないです。

 

Cさん『池田先生は絶対悪くない、幹部が悪いと言う人がいますが、池田先生を神格化し、幹部に責任を押しつけているようにも思えます。それぞれに池田先生像が勝手に独り歩きしている印象です。

本当に幹部・執行部は悪いのでしょうか?竹入・矢野・福本・原島らはそれほどまでに極悪なのでしょうか?側近幹部が脱会しているのは1人2人ではありませんし、異常だと感じます。幹部を悪とするならば、原因を探らないと組織の再生は難しいと思います。』

⇒先生像が勝手に独り歩きしている、は私も同感です。神格化され、先生ご自身とまどっておられるかもしれません。

先生は悪くないのかについては、私も学会の裏の裏まで知っているわけではありませんので、こうだと断言はできませんが、一人の人間が創価学会を巨大教団に育て上げ、世界中に仏法を流布し、幼稚園から大学まで作り、美術館、民音、新聞社、出版社、政党まで作ったことは単純に考えてものすごいことです。NHKの「あさがきた」で、主人公が大学を創立しますが、大学一つ作るだけでもその苦労は大変なものでした。(あさは女性だから大変だったというのがあるとしても)。

先生に関して悪い話はあるのかもしれませんが、それによってこの功績が減じるものではないと思います。